「自然科学書協会講演会2011」開催 |
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2011年9月18日(日),大阪駅に隣接する阪急ターミナルスクエアで自然科学書協会主催・文部科学省後援による「自然科学書協会講演会2011」を開催しました.講師には昨年クニマスを発見された京都大学総合博物館教授(魚類学者)の中坊徹次先生と,レスキューロボットなどの研究において第一人者である大阪大学大学院工学研究科教授の大須賀公一先生のお二人. |
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当日は13:30に開会し,後藤 武・自然科学書協会理事長(彰国社社長)の挨拶の後,まず中坊先生から「クニマスは生きている―伝説から科学へ」と題しご講演(13:40-15:00)いただきました. 中坊先生は絶滅したと考えられていたクニマスを2010年3月に西湖で発見し,同年12月に学会発表されました.今回はクニマスを発見した経緯,特徴などをわかりやすく解説された後,最後に絶滅を避けるための保全方法について提言されました. 大須賀先生には「ロボットが環境適応能力を持つには―なぜ小さなアリが大きな蟻塚を作れるのか」と題してご講演(15:10-16:30)いただきました. 大須賀先生は,知能の素は頭脳ではなく,体と場の間に存在する.そもそも制御とは陽的制御と陰的制御の2つが合わさった二重構造であると推察されるものの,これまでの研究はロボット研究・脳科学をはじめ陽的制御研究がほとんどであり,陰的制御研究は見落とされていたこと,しかし実際の制御では両者がうまく合わさり行われているのではないかと語られました. 今回の講演会は,会場に70名近い一般参加者が集い,最後まで熱心に聴講されていました.聴講し,科学の楽しさとは,見えていなかったものがすこしずつ見えてきたときの喜び,それが科学の一番楽しいときであるという先生方の言葉が印象に残りました. |
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また,9月9日から10月10日まで大阪・紀伊國屋書店梅田本店において,自然科学書ブックフェアを開催しました.今回はハンドブック・便覧・事辞典・図鑑といった自然科学書にとって欠くことのできない出版物を中心に展示.数多くのお客様にご来場いただきました. |
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文責:自然科学書協会・広報委員会 | ||||||||