「図書館電子化の現在」セミナー開催

 

 

   
 平成23年11月8日(火)15時から17時まで日本出版クラブ会館にて、社団法人出版梓会との共催で研修会が行われた。「図書館電子化の現在」と題し、千葉大学文学部教授で附属図書館館長、アカデミック・リンク・センター長を兼ねる竹内比呂也先生と大日本印刷株式会社(DNP)の盛田宏久様を講師にお招きし、司会の江草貞治様(株式会社有斐閣代表取締役社長、社団法人出版梓会研修委員長)進行のもと、講演をいただいた。 千葉大・竹内教授
大日本印刷株式会社・盛田宏久氏  当日は、90名を超す方の参加者となり、講演内容の関心の高さがうかがわれた。
 前半は竹内先生より、「高等教育の変化とそれに対応する大学図書館」と題し、大学図書館が果たすべき役割と教育的意義についてご説明いただいた。その後、千葉大学で2011年度からの実現に向けて取り組んでいる「アカデミック・リンク」(http://alc.chiba-u.jp/index.html)構想について、おもにコンテツという観点からお話いただいた。これまでの大学附属図書館という枠を超え全学的な教育改革を目指す野心的な実験と感じた。また、デジタルコンテツの活用についても大変興味深いお話であった。
 後半は盛田様より「大学・図書館の電子化と最新事情」と題しDNPおよび丸善CHIホールディングス株式 会社が、大学や公共図書館で取り組んでいる事例を紹介いただいた。大学での取り組みとしては千葉大学アカデミック・リンク・センター以外の事例として「慶應義塾大学メディアセンター(図書館)電子学術書利用実験プロジェクト」(http://project.lib.keio.ac.jp/ebookp/)の紹介があった。
 公共図書館の取り組みとしては、2011年11月4日の開館した千代田区立日比谷図書文化館(http://hibiyal.jp/hibiya/index.html)において書店を併設した事例と、札幌市中央図書館における電子図書館実証実験(http://www.city.sapporo.jp/toshokan/elib/elibtop.html)について説明が行われた。その後、千葉大学、慶應義塾大学の実証実験への参加の呼びかけがあり、質疑応答が行われた。
 最後に弊協会を代表して、森田猛専務理事(株式会社緑書房代表取締役社長)より閉会の挨拶があった。それぞれの事例についてURLを掲載したので、詳細を知りたい方は是非、ご覧いただければと思う。 森田猛専務理事(株式会社緑書房代表取締役社長)

文責:自然科学書協会・研修委員会


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